ACA21W(現行型RAV4)のカーオーディオいじりのトップは、フロントスピーカー。旧おくでん号に取り付けていたナカミチのセパレートタイプを新おくでん号に移植しました。
現行型RAV4のフロントスピーカ(16cmフルレンジ)は、バッフルボード一体のASSYになっていてドア内側の鉄板にリベット留めされています。このASSYは再利用不可能ですので、スピーカを交換する場合バッフルボードを自前で準備する必要があります。カーオーディオ用にインナーバッフルボードがエーモン工業さんから発売されていますが、RAV4は適合車種に入っていません。適合車種に入っていなくてもなんとか何とかなるでしょう (^_^)ジッサイ ナントカナッタ!
本レポートでは、スピーカ交換するために必要な作業 フロントドアの内装パネル(トリムボード)の外し方から、スピーカ取り付けまでをレポートします。
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トリムボードを外す前に、ドアミラー内側のパネル(フロントドア ロワーフレーム ブラケット ガーニッシュ)を外します(クリップが上下2箇所。引っ張れば外れます) |
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続いてトリムボード。
まずアシストグリップのカバー。全部で6箇所ほどツメで止まっていますので、ビニールテープを貼ったマイナスドライバーなどを使って外します(矢印の位置に、ドライバーを差し込む溝が有り)
カバーの下にネジ2本。プラスドライバーで外します。
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ドア開閉レバー下のお皿みたいなパネル(インサイド ハンドル ベゼル)を外します。
ネジ1本とツメ2箇所。ネジはフタの下。細いマイナスドライバーでフタを開けてから取ります(フタは付いたまま外れません)
ツメは矢印の所に有りますので、保護テープを貼ったマイナスドライバーを差し込んでちょっと広げてやれば外れます。
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パワーウィンドウのスイッチの付いたパネルを外して、コネクタを切り離します。
矢印の部分にツメが有ります。
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あと外す物はプラスチックのクリップ。ドアミラーの下あたりにあります。
トリムボード自体は8箇所のクリップでドアに留まっていますので、バキバキと手前に引っ張るようにして外し、上に持ち上げれば外れます。
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トリムボードの裏側。防音のためか、フェルトが貼ってあります。
※初期型RAV4には貼ってなかったぞ...
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スピーカASSYは3箇所リベット止めされています。
5mmのドリルでリベットの中心に穴を開けていきリベットの頭のお皿を取ります。
3箇所全部取ったらASSYごと引き抜き、リベットの残りは大型のニッパ等で切断、押し込むようにしてやれば抜けます。(ドア内に落ちたリベットクズは拾っておいてね)
ちなみにスピーカコードは、ASSYのコネクタにつながっています。このコネクタは使いませんので、配線の途中から切って30cmほど延長しスピーカ用端子(平型の細いほうかマイナス、太い方がプラス)を付けます。(配線のプラス/マイナスは実際に見て確認してください)
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ASSYごと外したの図。せっかくだからスピーカの真後ろに制振シート(レジェトレックス)を張り付けておきました。
※デッドニングは今回見送り。部材が無かったので...
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エーモン工業のインナーバッフルボード。トヨタ車用 ITEM No.2280。約3000円で購入。RAV4は適合車種に載っていません。 |
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上と左下のボルト穴は合ってるんですが、右下が合わない(非適合だからしょうがない)ので、現場あわせで5mmの穴を鉄板に開けます。
これでこのインナーバッフルボードが取り付けできます。
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スピーカー取り付け完了(スピーカはバッフルボード付属のタッピングビス4本で固定)。
何となくいい感じにつきました。
スピーカの配線は、二股のギボシ端子でツイータとウーファに分けています。
配線まで終わったら、確認のため鳴らしてみましょう。
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ツイータの取り付け位置。
音を聞きながらツイータの方向を調整するので、マジックテープで取り付けました。 |