来月(2005年11月)にはコニカミノルタから同じ焦点距離のズームレンズが発売される予定なのに...
つい買ってしまいました。タムロンのデジ一眼専用のチョーお便利ズームA14。
18ミリから200ミリは、α-7Dだと約1.5倍の27ミリから300ミリ。
このレンズだけでほとんどの被写体に対応できる優れもの。手持ちのレンズでこれだけの焦点距離を使おうと思ったら、
17−35F2.8−4(D)
24−105F3.5−4.5(D)
70−200F4(またはAT-X80−200F2.8)
の3本を取っ替え引っ替えしないとダメなんですね。
とても便利なズームレンズですが...暗いって言うのが唯一の欠点。
ワイド端だとF3.5ですが、テレ端だとF6.3。ちょっと開放F値を調べてみた所、
18ミリ−F3.5
35ミリ−F4
50ミリ−F4.5
70ミリ−F5.6
100ミリ以上−F6.3
ピーカン晴れなら何の問題もありませんが、曇っていると特に望遠側で結構苦しい F値です。
ISO感度を上げてなんとかしないと、ASをONにしていても手ぶれしそう...
このレンズ、AFが遅いってよく言われているようですが、
自分的には普段古いレンズ を使っているせいか、特に遅いっていう感じは無いですね。
もちろん早いって言う感じ も無いですが...AF50ミリF2.8(D)マクロとかに比べるとやっぱり遅いかな。
電源切るときに無限遠に戻るのですが、フォーカスリングを最短にしてから電源切ると 無限遠まで戻るのが結構長く感じます。
使ってみた感じ、AFに迷うと結構早めに諦めるようですね。
コントラストの低い 被写体を狙うと、特に望遠側ですぐ諦めちゃって...何度かシャッター半押しにすると 合焦したり。
まぁα-7D自体、AFの精度というか、あんまり良くないようですけど...
あと、広角側は結構良い描写をするのですが、望遠側は開放ではちょっとボケボケ。
広角優先って言う感じの描写です。
なるべくならF11以上で使った方が良いかも。後はRAWで撮って現像のときに シャープを強くするとか。
とはいえ... 実売4万円程度のズームレンズに凄い高性能を求めるのは酷な気もしますね。(^^ゞ
欠点もありますが、それよりもお便利度の方が全然勝っています。
スナップから 風景、ネイチャー系までとりあえず一本で行けるのは、特に旅行とかで荷物を 減らしたいときに良いですね。
来月発売されるコニカミノルタ純正(といってもタムロンのOEMらしいですが)も 気になる所ですが、
発売を待っていて撮影の機会を逃すより、買って使って、撮った 方が全然いいです。
※※コニミノの方のレンズの評判が凄く良いようなら買い替えてもいいし。
デジ一眼専用レンズ、銀塩α-7では使えないという事で、躊躇していた所もあり ましたが、とりあえず買って良かったと思える一本です。 |