ツィータを追加する
その1...
普通ツィータはフロントスピーカに追加しますが、リア側の高音アップを狙って、今回はリアにツィータを追加してみました。(本当は、別に理由が有るのですが...後述参照...)
という事で、今回の材料。
ツィータはFUSION FSN-830。チューンナップツィータとしては比較的安価な物です。あとは、お決まりの制振シート1枚、吸音シートが1枚。あと、スピーカコードをつなぐ為の小物が少々。買い値で7千円弱といったところです。
まずはリアパネルをはずします。フロントドアのパネルと違って、いろんな所のネジをはずさないと、外れません。
・リアシートを前に畳んでおく。
・リアの小物入れのふたを外し、ベルトを止めているネジ(2本)を外す。
・リアのシートベルトアンカーを外す。
・リアパネルを止めているネジ(2本)を外す。
・リアのドアの敷き居の部分(ステップのパネル)を外す(ネジ2本)
・荷室の一番手前のパネルを外す(ネジ5本)
これでパネルごと手前(荷室に対して)内側に引っ張れば外れます。(向かって左側のリアパネル)右側のリアパネルも同様ですが、物入れ内の構造がちょっと違っていますので注意して下さい。(ネジの位置など、注意深く観察しながら作業してね)
左右のリアパネルを外し、スピーカも外した所。巨大な空間が現れます。この空間をうまく利用すれば、けっこう良い低音が出てくれるはずです。取りあえず、制振シートをべたべたと適当に張り、その上から吸音シートを張ります。(このへんは、けっこう適当...^^;)
左側がリア、右側がフロントの純正スピーカ。そぅ! 大きさが違うのです。外してみて初めて知りました。本当は、今フロントに入れている16cmコアキシャル3ウェイをリアに持っていき、フロントに純正スピーカ+ツィータとしたかったのですが、目算が外れました。16cmがどう見ても入りそうにないし、リアスピーカ自体、ベース無しにそのまま直付けになっていてネジ位置が全然変!!
しょうがないので、リアスピーカにツィータを追加する事になったのです...
まあ、ツィータ追加で、少しでも高音部分が出てくれれば、文句ないですけど...
(何ごとも実験という事で...^^;
取りあえずこの部分(赤丸の部分)にツィータを付けてみました。ツィータの固定は、マジックテープ(通称べりべりテープ)で行い、実際に音を聞きながら方向を調整します。この位置にツィータが有ると高音が結構ダイレクトにくるので、あっち向けたり、こっち向けたりとけっこう大変です。で、結局後ろ(荷室のドア)に向けてのセッティングが一番良さそうなので、取りあえずこれで様子を見る事にしました。リアウィンドウに音を反射させますので、少しはシャリシャリ感を押さえられるはずです。
今回の視聴ソースは、「I HAVE NEVER SEEN」(亜室奈美恵) 余談ですが、音質向上プロジェクトの目的は、女性ボーカルをすっきり聞かせる事を目標としています...ハハハ
で、視聴結果は...パンチの聞いたドラムスとすっきりとしたボーカルが良く出ていると思います。低音部分も、サブウーファいらないんじゃないかなってぐらい、良く出ていると思います。やっぱりフロントの防振がきいているのかなぁ。だんだん(自分にとって)理想の音に近ずいてきたのではないかと...
ただ、リアにツィータが有るとどうしても音像が後ろによりぎみになります。ちょっとフロントが気になってきたぞ...(ってやってるうちに、のめり込んで色々やっちゃうんだろうなぁ)
という事で、次回はフロントにもツィータを...(なんかツィータだらけになってしまいそう.....)
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