| 引き伸ばすネガを選ぶ | 
							
								| (1)コンタクトプリントなどから 、引き伸ばしたい写真(駒)を選択する 。 コンタクトプリントは 、フィルム全体に何が映っているか一目で見渡せるしフィルムの整理に大いに役立つので 、是非作っておきましょう 。
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								| (2)ネガをルーペなどで観察し 、ピント等をチェックする ライトボックス(ビュアー)にネガをおいて 、4〜10倍程度のルーペを使ってチェックします 。ピンぼけのネガは引き伸ばすともっとピンぼけになります 。(^^ゞ
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								| (3)ネガの袋に印を付けておく 。 ダマートグラフ(写真用の芯の柔らかい色鉛筆)などでネガ袋に印を付けておきます 。
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								| 暗室の準備 | 
							
								| (1)レイアウトを決めて機材を配置 レイアウトについては 、簡易暗室を作ろうが参考になると思います 。
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								| (2)現像液 、停止液 、定着液を準備 使用する薬品は 、現像液=コレクトールE 、停止液=フジ酢酸30ミリリットル/1リットル 、定着液=スーパーフジフィックスを前提にご説明します 。現像液は20度 、停止 ・定着液は20度前後にします 。
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								| (3)暗室を暗くして遮光を確認 部屋を暗くして5分ほど目を慣らしてから周りを見渡して 、明かりが漏れている場所を探します 。明かりが漏れている場所が見つかったら遮光します 。
 給湯器のコントローラとかの小さなランプなど見落としがちなので注意してください 。
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								| テストプリント(本番露光の時間を決める) | 
							
								| (1)ネガをネガキャリアにセット ・フィルムに指紋がつかないように 、できれば手袋をして作業します 。
 ・ネガの乳剤面が下 、つるつる面が上です 。天地は 、手前が天になるようにセットします 。
 ・ネガキャリアにセットしたら 、埃などをよくとばしてから引き伸ばし機にセットします 。
 ※小さい埃でもそのまま引き伸ばすと 、巨大(?)な白い影になってしまいます 。
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								| (2)引き伸ばす大きさに引き伸ばし機のヘッド部分をセット ・引き伸ばしレンズの絞りはどこでも良いですが 、開放の方が明るくて作業しやすいです 。
 ・イーゼルマスクを印画紙の大きさにセットして 、フォーカス露光します 。
 ・引き伸ばす大きさになるまで引き伸ばし機のヘッドを上に移動させます 。
 ・ピントを調節します 。引き伸ばしレンズを本番露光時の絞り(F8.0位)に絞ってフォーカススコープできっちり合わせます 。フォーカススコープを使わないときは 、絞りを開放にして目でピントを合わせます 。ピント合わせが終わったら絞りを本露光用に絞っておきます 。
 ・ピントのあった像が印画紙の大きさ一面に照射されているのを確認します 。
 ・トリムする場合は大きさを合わせてピントを確認しておきます 。
 
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								| (3)テスト露光 ここからは暗室を暗くして 、安全光(暗室電球)の下での作業になります 。
 ・印画紙を袋 ・箱から取り出して 、裏表を間違えないようにイーゼルマスクにセットします 。
 ※印画紙は 、光沢があるほうが表(感光剤が塗布されている面)です 。
 
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